Ptauってどんな素材?

Ptauってどんな素材?

純金と純プラチナが1:1の割合で融合した、
貴金属100%のハイブリッド・マテリアル「Ptau」。
比類ない硬度を誇るパイロットオリジナルの
宝飾品専用素材です。

Pt+Au=Ptau
Ptauの名前の由来
プラチナの元素記号は「Pt」、金は「Au」
「Pt」と「Au」の合金だから「Ptau」なのです。
純プラチナ(Pt999)と純金(K24)を1:1の量で混ぜ合わせインゴットを作る。

純プラチナ(Pt999)と純金(K24)を
1:1の量で混ぜ合わせインゴットを作る。

インゴットを作るのも簡単じゃない!

プラチナと金の固まる温度に差があるため、
あらゆる溶解条件が揃わなければ素材の品質が安定しないPtau。
インゴットにするにも巧みな職人の業が必要になるのです。

② インゴットに熱を加えては冷やし、
  圧延することを何度も繰り返し硬度を上げていきます。

インゴットに熱を加えては冷やし、圧延することを何度も繰り返し硬度を上げていきます。
高温処理と低温処理を繰り返す「温度」が
硬度をあげる重要なポイント!

鍛造製法によりさらに硬度が増しますがそれだけではPtauは完成しません。
何度も失敗を繰り返し、析出硬化(※)を実現させる
「神の法則」を見出したのです。(特許も取得!)
このノウハウは企業秘密!

(※)析出硬化とは?
ある温度からの低温処理により微細粒子が出てきて結晶格子を歪ませて硬くなる現象

ふたつの素材を溶かし合わせるところから析出硬化で硬度をあげ、Ptau素材を完成させるまで丸1日以上!
高温→低温→圧延を繰り返し、手間をかけてやっとハイブリッド・マテリアル「Ptau」が誕生するのです

鍛造製法により、さらに高硬度へ

インゴット(のべ棒)をローラーで圧力をかけながら
何回も圧延し圧縮させます。
圧力により金属の密度を高めて硬度を上げる
「鍛造製法」によって素材を硬く強くします。

型に流し込み作る「鋳造製法」の指輪に比べ
約3倍の変形強度があります。

さらに、ドーナツ型に抜き出したベースを曲げ起こし
継ぎ目(切れ目)のないリングを作る「シームレス製法」を採用。
継ぎ目(切れ目)のない指輪は縁起がいいとされ、
結婚指輪には最適です。

鍛造製法とは

内甲丸とは

内甲丸とは、着け心地をよくするためにリングの内側の角をとり、
丸く仕上げる加工のことを言います。
通常、日付やイニシャルなどの刻印をするため、
リング内面を平らな面にして加工して作られます。

永く身に着けるマリッジリングだからこそ、
なめらかな指あたりとフィット感にこだわりました。

リングの仕上がりを左右する研磨の工程は、
職人が手作業で行います。
リングひとつひとつを丁寧に仕上げては品質をルーペで確認。
熟練された職人の技術があってこそ美しいリングが仕上がります。